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ヒマッコブックス2
『ととのはたけと、うたれちゃったしか』
1ねん1くみ はたけやま なぎ(文)
白幡美晴(絵)
畠山重篤(エッセイ)
ヒマール/こぶな書店(刊)
定価:本体価格2,000円+税
A5横上製 48ページ
ISBN 978-4-9910842-3-2
2022年7月16日刊行
“森は海の恋人“のふるさと・舞根(もうね)から
夏休み、8月8日のできごと。
小学1年生、はじめての作文が絵本になりました。
舞根の漁師であり、エッセイスト・クラブ賞受賞の祖父・畠山重篤が自身の少年時代を描いたエッセイ『“生きもの好き”少年記』を同時収録。
舞根に暮らし、舞根の自然を“はんこ”で表現するイラストレーター、叔母・白幡美晴のイラストが寄り添います。
牡蠣いかだがうかぶ海。生命ゆたかな汽水湖・湿地。落葉広葉樹がひろがる森。
“凪(なぎ)”という名前の少年と祖父、生きものと自然へのまなざしが、宮城・舞根の「小さな世界」で交差します。
世界じゅうが凪ぎますようにーー祈りをこめて上梓する「小さな絵本」です。
こども(だけで)も、おとな(だけで)も、いっしょにも。
多くの方にお読みいただけますように。
「小さな出版社」ヒマールとこぶな書店の共同出版レーベル・ヒマッコブックス第2弾!
<プロフィール>
はたけやま なぎ(畠山凪)
2014年宮城県気仙沼市唐桑町・舞根に生まれる。2021年、小学1年生の夏休みの宿題で初めて書いた作文が本書となった。
好きなもの 釣り、魚、カマキリ、絵、そろばん、書くこと。
白幡美晴(しらはた・みはる)
畠山凪の叔母。はんこイラストレーター。気仙沼市生まれ。故郷の自然をモチーフにした消しゴムはんこをパーツにイラストを作成している。(https://hanko-illustration.mystrikingly.com/)
NPO法人森は海の恋人の事務局としてその運営も担う。
畠山重篤(はたけやま・しげあつ)
畠山凪の祖父。1943年中国・上海生まれ。漁師。気仙沼市舞根湾で牡蠣・帆立貝の養殖業(水山養殖場)を営む。1989年、「森は海の恋人」を合言葉に漁民による植林活動を始める。2005年より京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。2012年に国連「フォレストヒーローズ」を受賞。著書に『日本〈汽水〉紀行』(文藝春秋/日本エッセイスト・クラブ賞)、『漁師さんの森づくり』(講談社/小学館児童出版文化賞及び産経児童出版文化賞)他多数。
ブックデザイン:辻川文俊(ヒマール)
編集:小鮒由起子(こぶな書店)/辻川純子(ヒマール)
【掲載情報】
2022.7.3.読売新聞朝刊文化面「本よみうり堂」に書評が掲載されました。
2022.6.27.河北新報に取材記事が掲載されました。
2022.6.26.三陸新報に取材記事が掲載されました。
2022.6.19.読売新聞夕刊(社会面)、6.20.読売新聞宮城県版に取材記事が掲載されました。